鬱診断で適切な治療を開始しよう【カウンセリングが重視】

初診は必ず予約を入れて

男性

初診には時間をかける

精神科や心療内科の初診は予約制である医療機関がほとんどです。特に初診は、問診に十分な時間を取ることが重視されているからです。突然受診しても受け付けてもらえないこともあるので注意してください。予約方法は電話というのが最も多く、ネット予約を導入している医療機関はまだまだ少数派です。鬱病は精神的に辛い病なので、せっかく予約を入れたけど足が運べなかった、という人は少なくありません、キャンセルの電話を入れなかった場合、再度予約を入れても受け入れてもらえない場合もあるため注意が必要です。初診で病名を診断することが理想ではありますが、中々理想通りにいかないこともあります。その場合は何度か問診を重ねて診断されることになるでしょう。ただ、再診にもゆっくりと時間をかける医療機関は少ないのが現状です。気分障害の治療に精神療法も有効だということは広く知られていることではあるものの、特殊なケースに限られています。多くの医療機関で再診にかけている時間は、5分から10分程度です。この現状を知らないと、全然話を聞いてもらえないということに落胆しかねません。精神科でなければできないことは診断と医学的検査、投薬の3点で、鬱病でこれ以外の治療を望む場合は自費診療となります。気分障害を診断するのに重視されているのは問診です。といっても他科の問診のようにさらっとしたものではなく、より専門的に実施されることから、精神科的診断面接と言われることもあります。本人だけでは掴みきれない情報を身近な存在が把握していることもあるので、家族などが問診に連れ添うのは有効な方法です。面談で聞かれるのは、出ている具体的な症状や出始めた時期、症状が出る前の出来事です。出来事に対してどのような対処をしてきたか、他に変わったことはないかなども聞かれます。この他、鬱病エピソードの診断基準となるものも参考にされます。エピソードは9つあり、抑鬱気分と喜びや興味の喪失という2点の内、どちらかに該当することが気分障害と判断するための絶対条件です。そして、他のエピソードと合わせたときに5つ以上該当する場合は大鬱病性障害で、2から4つ該当する場合は小鬱病性障害となります。さらに、治療薬が異なる双極性障害を早期に見分けて治療することはとても大切です。しかし、躁状態を見ずに判断することは難しく、医療機関が変わると共に診断が変わるのは珍しいことではありません。特に最近発症した患者では、正しい病名を付けることは容易ではないのです。もし誤診ではないかと感じたら、違う病気な気がして心配だという気持ちを医師に伝えてみてください。

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